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DMM、ドローンで熊の生息分布を検証 鳥獣被害の対策を検討
DMM.comとDMM Agri Innovation(DMMアグリ)が新潟県新発田市でドローンを使って熊の生息地などを検証するプロジェクトを開始した。同市で熊の目撃件数が急増しているため。
DMM.comとDMM Agri Innovation(DMMアグリ)は12月10日、新潟県新発田市でドローンを使って熊の生息地などを検証するプロジェクトを開始した。同市で熊の目撃件数が急増しているとして、検証結果を基にドローンを活用した鳥獣被害対策での連携を検討する。
プロジェクトではドローンの赤外線カメラを活用し、空から熊など野生の鳥獣、植物の生態調査を実施。動物の生息エリアや植物の分布を示したマップを作成する。植物の種類や本数なども併せて調査することで動物が好む植林をマッピングし、動物の行動予測が可能となるという。
新発田市では2020年に入り、10月9日までに熊の目撃件数が前年の7倍と急増しているという。
DMMアグリはDMMの子会社で鳥獣被害の対策事業などを手掛ける。DMMは19年に地方創生事業に参入。今後、DMMらは鳥獣の生息分布などの把握が可能かを検証し、21年度の事業化を目指す。
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