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ソニーが美食学に挑戦 レシピ開発支援AI、調理支援ロボなど研究へ
ソニーが「ガストロノミー・フラッグシッププロジェクト」を始めた。世界各国のシェフや食品関連企業と連携し、レシピ開発Iや調理ロボットを開発する。
ソニーは12月15日、AIを料理の分野で活用する研究プロジェクト「ガストロノミー・フラッグシッププロジェクト」を始めたと発表した。世界各国のシェフや食品関連企業と連携し、レシピ開発AIや調理ロボットの研究を行う。
まずはレシピやメニューの開発支援アプリを作る。味が良く、食べる人の健康や環境にも配慮したレシピの提案に向け、食材の味や栄養素といったデータや既存のレシピなどをAIに学習させる。開発に向け、世界中にあるシェフのコミュニティーとの関係を強め、食材のデータ提供元企業と協力体制も築く。
調理を支援するロボットの開発も進める。シェフの調理技術をAIに学習させ、調理から盛り付けまでの全工程でシェフを支援できるようにする。離れた場所にいるシェフが遠隔操作できるような仕組みも検討するという。
ソニーは4月、AI技術の研究開発を行う子会社「ソニーAI」を設立。ゲームやセンシングなどの研究を行ってきた。今後はガストロノミー(美食学)をテーマに開発や他社とのパートナー関係の構築を強化する。
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