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AirPods Maxの高音質や質感には納得 だけど実は家庭内向けな理由(3/4 ページ)

米国在住のYouTuber、大石結花さんによるAirPods Maxファーストインプレッション。

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 デジタルクラウンは、Apple Watchのものを少し大きくしたようなもので、1回押すと再生・一時停止、2回押すと次の曲にスキップ、3回押すと前の曲に戻り、長押しでSiriを起動し、回すと音量調整ができます。Apple Watchのデジタルクラウンのようなハプティックフィードバックはなくスムーズに回りますが、耳を澄ますとカカカという音のフィードバックがあります。

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Apple Watchのようなデジタルクラウン

 ノイズコントロールボタンでは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)と外部音取り込みモードを切り替えることができます。

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ANCと外部音取り込みを切り替える、ノイズコントロールボタン

 肝心な音質は、左右のカップに入っているAppleのH1チップと外向き内向き合計9個のマイクを使い、コンピュテーショナルオーディオで最適なサウンドを届けてくれます。アダプティブイコライゼーションは、イヤークッションの密閉度や、内向きのマイクを使って聴いている音を測定しサウンドを調整しています。

 私自身は細かい音まで聞き分けられる「オーディオ愛好家」ではないですが、何度も聴き込んだお気に入りの曲を聴いてみたら、今まであることに気付いていなかった高音のコーラスや装飾音の存在に気づき、低音は変に強調されることなくクリアに聴こえることに驚きました。

 アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの切り替えが専用のボタンでできることで、長押しで切り替えるAirPods Proよりも早く切り替えられます。外部音取り込みモードは、自分の声も自然に聞こえるので、電話やオンライン会議でも活躍しそうです。また、空間オーディオにも対応しているので、Dolby Atmos対応の映像を流すと、まるで映像の中にいるような感覚を味わえます。

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