ヤフーとPayPayは12月16日、フリマアプリ「PayPayフリマ」に、ユーザーが両社のECサイトで買った衣服などの、中古での価格相場を表示する機能を追加した。持ち物の価値を可視化し、出品を促進する目的。対象のECサイトは「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」「ZOZOTOWN」。
PayPayフリマが3サイトと連携し、ユーザーが過去に買った商品データを取得。オークションサイト「ヤフオク!」とPayPayフリマのデータを基に価格相場を算出し、商品と合わせて「持ち物リスト」に表示する。ユーザーは売りたいものを選んでPayPayフリマに出品できる。
スマートフォンカメラで持ち物を撮影すると、その価格相場を表示する既存の機能「持ち物チェッカー」とも連携。撮影した物品を持ち物リストに追加することも可能だ。
まずはPayPayのアプリ上で動作するミニアプリ内で提供し、追ってPayPayフリマのスマホアプリに追加する。
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