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三菱重工がマスク生産、「ビーバーエアコン」のフィルター技術を活用 自治体への無償配布も
三菱重工サーマルシステムズが使い捨ての不織布マスク「ビーバーマスク」を年内に発売する。1箱30枚入りで3900円(税込)。
空調機器メーカーの三菱重工サーマルシステムズは12月17日、使い捨ての不織布マスク「ビーバーマスク」を年内に発売すると発表した。1箱30枚入りで3900円(税込)。Amazon.co.jpで販売する。
ルームエアコンの「バイオクリアフィルター」に使用する濾材(ろざい:気体から固体の粒子を分離する素材)と超極細繊維フィルターを2枚の不織布で挟み、目の細かい4層フィルター構造とした。飛沫や細菌、花粉などといったアレル物質の捕集効率は99%という。
サイズは175×95mmの1種類。「ビーバーエアコン」の発売50周年を記念して200万枚を生産し、一般販売に加えて近隣自治体への無償配布も行う。
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