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劇場版「鬼滅の刃」効果 東宝、業績予想を大幅に上方修正
東宝が21年2月期の業績予想を上方修正。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が大ヒットしたためで、営業収入は前回予想から210億円拡大し、1860億円になる見通しだ。
東宝は、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が大ヒットしたことを受け、2021年2月期(2020年3月〜21年2月)の業績予想を上方修正したと1月12日に発表した。営業収入(売上高)は前回予想(2020年10月公表)から210億円拡大し、1860億円になる見通しだ。
ただ、コロナ禍が続いている影響もあり、前期の営業収入・2620億円は大きく下回る予想にとどまっている。
修正後の営業利益予想は、前回より50億円拡大して190億円、経常利益は同55億円増の210億円、純利益は50億円増の140億円。
「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は、昨年10月の公開から73日間で興行収入が324億円を超え、国内で上映した映画の歴代興収ランキング1位になった。現在も公開中だ。
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