TF International Securitiesのアナリストであるミン=チー・クオ氏によれば、Appleは2021年第3四半期に「全く新しいデザインのフォームファクター」と多数のハードウェア変更を備えた2つの新しいMacBook Proモデルを発売すると、Appleinsiderが伝えている。
Appleは14インチと16インチのディスプレイを搭載したMacBook Proのモデルを発売するとクオ氏は予想しており、どちらも同社の現代的なデザインに沿った新しい「フラットエッジ」の外観を採用しているそうだ。
これらの角張ったデバイスの最初のモデルは2018年のiPad Proで、昨年のiPhone 12シリーズもそれに追随する形で登場している。
クオ氏は、次世代のMacBook ProモデルはMagSafe for Macと物理的なファンクションボタンを復活させ、評判の悪い有機ELTouch Barを廃止すると予想。
今後の発表されるMacのポートは、多種多様な機能を備えていて、Appleは新しいモデルを現行のMacBook Pro (16-inch, 2019) と同様のヒートパイプ熱設計に移行し、高性能で高熱のチップのための余地を確保するという。
次期MacBook ProモデルのIntelバージョンは予定されておらず、AppleはM1チップか、まだ発表されていないより強力なバージョンを搭載するとしている。
MacBookの出荷台数は前年比25〜30%増で2021年に2000万台に達するとクオ氏は予測。再設計されたモデルが全出荷台数の60〜70%を占めているそうだ。
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