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モリサワ、写研とOpenTypeフォントを共同開発 24年にリリース
モリサワが、写研の保有する書体をOpenTypeフォントとして2社共同で開発すると発表。2024年にリリースする。
モリサワは1月18日、写研の保有する書体をOpenTypeフォントとして2社共同で開発すると発表した。2024年にリリースする。
写研の書体は「石井ゴシック」「ゴナ」など幅広いバリエーションとデザインが特徴。1990年代にDTPが台頭するまで、写真技術を使った機械でフォントを印字する「写真植字(写植)機」で使われる書体として高いシェアを誇っていた。
これまで組版で写研の書体を使うには専用のシステムが必要だったが、OpenTypeフォントの開発によってDTPなど幅広い用途での活用を見込む。
両社は今後、フォントのラインアップや提供形態を発表するとしている。
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看板などに使えそうな独特な筆使いのフォント「黒曜」も。
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