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全座席に2口コンセント 京急が新型車両を春に導入 前面展望席も復活

京浜急行電鉄が自動回転式シートを備えた新造車両「1000形」を発表。春から4両編成2本を運行する。初めてバリアフリーの洋式トイレや座席ごとのコンセントを備えた。

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 京浜急行電鉄は1月20日、ロングシートとクロスシートを切り替えられる自動回転式シートを備える新造車両「1000形」を発表した。座席指定電車や貸切イベント列車など様々な利用シーンに対応するという。春から4両編成2本を運行する。


京急の新造車両「1000形」

自動回転式シート。シート地には「三浦半島の旅を想起する波」をデザインした

 座席幅は460mm。朝晩に運行している座席指定電車「ウィング号」の2100形より10mm広げた。新型コロナウイルスを含む抗菌・抗ウイルス効果を確認済みのシート地を採用した他、冷暖房と車内換気を両立させる外気導入空調も備える。

 京急の車両としては初めてバリアフリーの洋式トイレを設けた他、各座席には2口コンセントを用意する。つり革は径と太さを拡大。各車両に防犯カメラを設置するなど乗客の安全性と利便性の向上を図った。

 1000形ステンレス車(2007年〜2019年新造)で廃止となった前面展望席も復活する。

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