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日本でもApple Watch心電図始まる Series 4以降、watchOS 7.3アップデートで
日本でもApple Watchの心電図がついにスタート。さっそく計測してみた。
米Appleは1月27日、Apple Watchによる心電図計測機能を日本でも利用可能にした。watchOS 7.3へのアップデートにより、Series 4、5、6のApple Watchで利用できる。
Apple Watchの心電図機能は2018年12月、Apple Watch Series 4で利用できるようになっていたが、日本においては厚生労働省からの管理医療機器(家庭用心電計プログラム)として認可を取得する必要があり、利用できない状態が続いていた。
watchOSを7.3にアップデートし、同時にリリースされたiOSを14.4にアップデートし、Apple Watch Series 6で実際に試してみた。これまではiPhoneのヘルスケアアプリでは居住地域のためにはねられていた心電図アプリ設定が利用できるようになり、Apple Watchには心電図アプリが表示。
Digital Crownに指先を当てて計測すると計測が始まり、心拍が一定のパターンとなっていることを意味する「洞調律」との結果が表示された。
なお、今回のアップデートでは日本以外でも、フィリピン、タイ、マヨットで心電図と不規則な心拍の通知機能が利用できるようになっている。
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Apple Watchに心電図機能が認可されたら医療機器になるから通常の販売ができなくなるという観測があったが、そうはならないようだ。
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