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玄関ドアに後付けできる宅配ボックス、LIXILが発表 ワイヤー付きの置き配バッグを収納
LIXILは工事なしで玄関ドアに取り付けられる宅配ボックス「ATMO」を発表した。宅配バッグの「OKIPPA」と連携。配達員がボックスに収納している置き配バッグを取り出して荷物を入れるという。
LIXILは2月16日、工事なしで玄関ドアに取り付けられるコンパクトな宅配ボックス「ATMO」(アトモ)のクラウドファンディングを「Makuake」で始めた。荷物を中に入れるのではなく、配達員がボックス内の置き配バッグを取り出して荷物を入れる仕組み。支援購入は8010円(税込)から。
宅配バッグの「OKIPPA」(オキッパ)を展開するYperと共同開発。玄関ドアを販売しているLIXILが様々なドアに取り付けても違和感のないボックスをデザインした。
置き配バッグは2Lペットボトルが18本入る大きさで、表面には撥水加工を施した。ファスナー部分は南京錠でロックした時にすき間ができない構造。簡単にたたんで収納できるように“折り目加工”も加えた。
ATOMOの取り付けはマグネットか両面テープを使用する。フェンスなどに取り付ける場合は背面の穴を使って結束バンドやビスで固定する。
利用者はOKIPPAの専用アプリで出荷や着荷状況が分かる他、追加料金なしで盗難時に5000円まで補償が受けられる。ATOMOを両面テープで設置した場合には保証額が上限3万円になる「買い切り有料サポートプラン」(30日で100円)に加入できる。
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