「100日後に死ぬワニ」→「100日間生きたワニ」 アニメ映画は「コロナ禍で改題、脚本も書き直し」
4コマ漫画「100日後に死んだワニ」のアニメ映画版「100日間生きたワニ」が、5月28日に公開される。監督の上田慎一郎さんは、「制作が始まった矢先、コロナ禍で世界が一変した」ため脚本を書き直し、改題したと述べている。
漫画家のきくちゆうきさんがTwitterに連載していた4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」のアニメ映画版「100日間生きたワニ」が、今年5月28日に公開される。
脚本・監督は、「カメラを止めるな!」監督として知られる上田慎一郎さん。「制作が始まった矢先、コロナ禍で世界が一変した」ため脚本を大きく書き直し、タイトルも「100日間生きたワニ」に変えたと上田さんは述べている。
【訂正:2021年2月17日午後3時:初出時、作品名に誤記があったため、修正しました。】
原作は、2019年12月12日から20年3月20日までの100日間毎日、きくちさんのTwitterに投稿された、ワニの日常をつづった4コマ漫画。最終話は214万いいねが付き、エンゲージメントは2億を超えたという。
アニメ映画版「100日間生きたワニ」は、死ぬまで100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちの姿を描いた作品だ。
「宇宙戦艦ヤマト」などを手掛けたアニメーターの湖川友謙さんがコンテを描き、亀田誠治さんが劇伴を担当、主題歌はいきものがかりの書きおろしだ。主人公ワニの声には神木隆之介さん、親友のネズミには中村倫也さんを起用した。
同作の映画化は、Twitterで最終話が公表された翌日(2020年3月21日)、作品の出版などとともに発表された。最終話の感動の余韻にひたっていた一部のファンたちは、余韻が冷めない中での大規模な商業化の発表に反発。ネットで批判が集まる“炎上”状態になった。
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