厚生労働省は2月18日、iOS版「COCOA - 新型コロナウイルス接触確認アプリ」をバージョン1.2.2にアップデートした。App Storeから無償でダウンロードできる。利用開始日がリセットされるなどの初期化問題を解消したとしている。
新バージョンでは「一部の端末で、アプリが初期化されたように見えてしまう(利用開始日がリセットされる、利用規約などへの同意画面が再度表示される)不具合を改善」した。
2月17日の衆院予算委員会で平井卓也デジタル改革担当相が、COCOAのiPhone版で「初期化されてしまう不具合」があることを認め、次のバージョンで解消されることになっていると回答していた。
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平井卓也デジタル改革担当相が政府の接触確認アプリ「COCOA」の不具合について、不具合発生の原因にアプリのAPI連携に問題があったことを説明した上で、今回の課題やデジタル庁を創設する意義などを改めて強調した。
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