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クソゲー耐性高めの漫画家、「ファイナルソード」に挑む 独特すぎるゲームに見た一筋の光とは?:サダタローのシェアさせていただきますR(5/5 ページ)
PlayStation 5が買えずにやさぐれていた漫画家のサダタローさん。編集部にのせられてネットで話題になった「ファイナルソード」を遊んでみることに。果たして……。
ファイナルソードには今時のゲームとは思えない要素が多々あります。なぜかピチピチの服を着ている主人公、全く動かない村人たち、妙にかわいいフォント、村の中にある見えない壁などなど。全体的には既視感を覚える風景なのに完全に異世界です。
村の外に出てバトルが始まると大変です。いきなり画面外からの不意打ちを受けたり、出てきたと思ったら間髪入れずに攻撃してきたりする敵キャラクターが大量発生します。
しかし試行錯誤の末、サダタローさんは一筋の光を見いだしました。敵をしっかり見ているとモンスターごとの対処法が分かってきます。回避や防御、弱攻撃と強攻撃など意識して使い分けると敵にちゃんと対処できました。「軽い気持ちでプレイすると予想外にやりごたえがあって面食らうかも」。バトルに関しては意外と作り込まれているようです。
めちゃくちゃな部分も多いけれど、ちゃんと遊べるゲーム。子どもの頃、意地になって必死で解いた“ファミコン時代のクソゲー”に通じるものがあるとサダタローさんは話しています。
結論。ファイナルソードは、理不尽なゲームバランスや操作性にイライラしていた昔のクソゲーを思い出したい人におすすめです。価格は1799円(税込)で販売はダウンロード版のみです。
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