ニュース
お風呂専用マスク、ニフティ子会社が製作 温浴施設で1万枚を配布
温泉情報サイト「ニフティ温泉」を運営するニフティライフスタイルがお風呂専用マスクを製作。提携する10カ所の温浴施設で利用者に配布する。
ニフティ子会社のニフティライフスタイルは3月2日、着用したまま入浴できる「お風呂専用マスク」を配布すると発表した。温泉情報サイト「ニフティ温泉」と提携する10カ所の温浴施設で利用者に計1万枚を配布する。
耐水性のある塩化ビニールで作った飛散防止用のマスク。あごとマスクの間に空間ができる構造で空気の通り道を確保した。男女兼用でサイズはS、M、L。汚れても洗って繰り返し利用できる。
ニフティ温泉が利用者7079人に実施した「緊急事態宣言下における温浴施設利用」に関するアンケート調査では「お風呂専用マスクができたら利用したい」という人が48%に上ったという。またコロナ禍でも利用したい温浴施設として「コロナ対策をしていると分かる施設」「利用者のマナーが良い施設」を挙げる人が多数を占めた。
ニフティ温泉ではお風呂専用マスクの配布を「新しい温浴マナー啓蒙活動」と位置付け、提携施設への配布の他、サイト上で500組1000人にプレゼントするキャンペーンも実施する。
ニフティ温泉は、全国の温浴施設1万5720店(2020年2月時点)をまとめて検索できる温泉とスパの専門サイト。月間利用者数は350万人(19年1月時点)。
関連記事
- ウレタンマスクの防御効果は「クッションになる程度」 肌トラブルには“二重マスク”も
「ウレタンマスクは空気の通りが良くて使用感がいい。逆に言えば素通し」。帝京大学大学院で花粉や真菌を研究している槇村浩一教授はこう指摘した。 - 花粉シーズンの換気で室内の花粉を減らす方法 雨の後は要注意
感染予防のために換気が必要とされる中、花粉対策とどう両立させるか。帝京大学大学院の槇村浩一教授が室内の花粉量を抑えながら換気する方法を紹介した。 - マスクの新型コロナ防御効果が明らかに 布マスクで吸い込むウイルス量が2〜4割減 東大が発表
実際の新型コロナウイルスを使用した実験で、マスクに一定の防御効果があることが分かった。東大の研究グループは、布マスクは吸い込むウイルス量を60〜80%に、医療用のN95マスクでは10〜20%に減らす効果があると発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.