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成田と羽田で“顔パス”搭乗スタート 顔認証でチェックインなどを非接触化
NECが成田空港と羽田空港で、顔認証技術を活用した搭乗手続きの実証実験を4月に始める。搭乗券やパスポートの提示をなくし、スムーズな搭乗手続きを実現するとともに人と人との接触を減らす。
NECは3月25日、成田空港と羽田空港で、顔認証技術を活用した搭乗手続き「Face Express」の実証実験を4月に始めると発表した。搭乗券やパスポートの提示をなくし、スムーズな搭乗手続きを実現するとともに人と人との接触を減らす。
従来本人確認を必要としていた各所に、顔認証用のカメラを設置。事前に顔写真を登録したユーザーなら、チェックインや保安検査場への入場、搭乗ゲートなどを“顔パス”できる仕組み。
当初の予定では、2020年春に成田空港で導入する予定だったが、新型コロナウイルス感染症などの影響で延期していた。
成田空港では日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)利用者、羽田空港では国際線利用者を対象に、4月13日から実証実験を行い、7月の本格運用開始を目指す。
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