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「低遅延」をうたうゲームキャプチャデバイス「Genki Shadowcast」でのプレイは現実的か ノートPCがコンシューマーゲーム機のディスプレイに早変わり(2/5 ページ)

「このキャプチャユニットで、PCのディスプレイを使ってゲームができないか」という夢がかなうかもしれない。

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 Shadowcast本体を見ると、よく売られているUVCアダプターとはちょっと違うのが分かる。ShadowcastにHDMI端子(オス)があり、USB Type-Cのメス端子を備える。

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Shadowcast本体。親指くらいの小さなデバイス。HDMIコネクター(オス)とUSB Type-C(メス)が搭載されている

 一般的なUVCアダプター、特にAmazonなどで安価で、流通量が多いものの場合、USBのオス端子が出ていてHDMIのメス端子がある。

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一般的なUVCデバイス。数カ月前にAmazonで、2000円程度で購入。

 すなわち、一般的なUVCデバイスは“映像を出力する機器からHDMIケーブルを伸ばし、PC側にアダプターをつなぐ”形であるのに対し、Shadowcast本体をゲーム機などのHDMI端子に接続し、さらにUSB Type-Cケーブルをつなぐ、という感じだろうか。

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Shadowcastはゲーム機のHDMI端子に接続して使う。一般的なUVCデバイスをPCに近い方につなぐのとはちょっと異なる

 UVCとしての映像入力仕様は、カタログ上は1280×720ピクセル・60Hzもしくは1920×1080ピクセル・30Hz。この辺も一般的なUVCアダプターに近い。

 ただし、この数値はあくまで“参考”であり、もっと変えられる。前出の遅延だけでなくその辺が、Shadowcastの特徴になる。

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