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Appleの製造パートナーも再生可能エネルギーに切り替えへ 110社以上がApple製品製造用電力を
Appleは製造パートナー110社以上が、Apple製品製造の使用電力を100パーセント再生可能エネルギーに振り替えていくと発表した。
米Appleは3月31日(米国時間)、同社の世界中の製造パートナー110社以上が、Apple製品の製造に使用する電力を100パーセント再生可能エネルギーに振り替えていくことを発表した。
この計画により約8ギガワット分のクリーンエネルギーが調達可能になる予定で、これが実現した暁には、CO2換算で年間1500万トン分の温室効果ガス削減に寄与する。これは道路から毎年340万台以上の自動車を排除することに匹敵するという。
さらに、Appleは再生可能エネルギープロジェクトに直接投資して原料調達などで発生する温室効果ガス排出の一部を補償している他、カリフォルニア州における大規模なエネルギー貯蔵プロジェクト「California Flats」を通じて、再生可能エネルギーの社会基盤となる数々の新しいソリューションを先導するとしている。California Flatsは240メガワット時のエネルギー貯蔵能力を持つという。
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