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映画「シン・仮面ライダー」23年公開 庵野秀明さん脚本・監督で 撮影は「これから」
東映は4月3日、「仮面ライダー」生誕50周年企画として庵野秀明さんが脚本・監督を務める映画「シン・仮面ライダー」の制作を発表した。2023年3月に公開する。
東映は4月3日、「仮面ライダー」生誕50周年企画として庵野秀明さんが脚本・監督を務める映画「シン・仮面ライダー」の制作を発表した。2023年3月に公開する。
放送50周年を迎えた「仮面ライダー」を元にした完全新作映画。ストーリーやキャストは未公表だが、庵野監督は「石ノ森章太郎先生と東映生田スタジオが描いていたエポックメイキングな仮面の世界を現代に置き換えた作品を、そしてオリジナル作品を知らなくても楽しめるエンターテインメント作品を目指し、頑張ります」という。
庵野監督のコメントによると、最初に企画メモを書いたのは6年前のこと。コロナ禍の影響で制作スケジュールの変更を余儀なくされた。
東映の白倉伸一郎取締役は「50周年イヤー(2021年)中に公開したかったが、コロナ禍による玉突き現象(複数作品の制作遅れ)が起きた」と説明。ただしその間にも準備は進めており「撮影はこれからだが、余裕を持って23年の公開に臨めると思う」としている。
「仮面ライダー」は石ノ森章太郎さんの漫画を原作とする特撮シリーズ。第1作の第1話は1971年4月3日の午後7時30分に放送を始めた。白倉取締役は「50年前のこの日、仮面ライダーは産声を上げた。われわれは初代を見てきた世代。次の世代の方々に50周年企画を見てもらい、『こんなこともできるんだ』と知ってほしい」と話した。
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