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ガーミン、GPSウォッチなど36製品に「血中酸素トラッキング」機能 4月下旬から
ガーミンジャパンが腕時計36製品に「血中酸素トラッキング」機能を追加する。4月下旬以降、順次ソフトウェアアップデートを提供する。
ガーミンジャパンは4月6日、これまでに販売したGPSウォッチなど36製品に「血中酸素トラッキング」機能を追加すると発表した。4月下旬から順次ソフトウェアアップデートを提供する。
デバイス背面の赤色LEDと赤外線ライトを活用し、血中ヘモグロビンの反射率をセンサーで測定する仕組み。そのときの測定結果に加え、1日の推移なども表示できる。
海外では以前から実装していたが、日本でも病気の診断などを目的としない非医療機器の扱いで提供できることになった。トレーニング強度の判断材料にしたり、高地トレーミング時に順応状態の参考にしたりといった用途を想定している。
「血液中に取り込まれた酸素レベルは疲労と回復のパラメーター。運動を続けるか、休息を取るかの判断を助ける。またフィットネスのレベルを上げる判断基準にできるという報告もある」という。
対象製品はスポーツGPSウォッチの「Endura」、Suica対応のフィットネスウォッチ「Venu Sq」、ダイビング向けの「Sescent Mk2/Mk2i」など22シリーズ36製品と幅広い。現行製品はほぼ対応するという。
機能追加には時計本体のソフトウェアアップデートを伴うため、提供時期は機種ごとに異なる。一部は5月以降になる見通しで、詳細は公式サイトなどで改めて案内する。
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