「まど☆マギ」新作映画「ワルプルギスの廻天」制作決定 スタッフ変わらずファン安堵
アニプレックスは25日、新作映画「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉」を制作発表した。2013年に公開した「新編 叛逆の物語」の正統続編。
アニプレックスは4月25日、映画「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉」の制作を発表した。2013年に公開した「新編 叛逆の物語」の正統続編とあって注目度は高く、発表があった25日の夜にTwitterでは「まどマギ」などの関連ワードが軒並みトレンド入りした。
25日に開催した「魔法少女まどか☆マギカ」放送10周年記念アニバーサリーイベントで発表した。スタッフやキャストは変わらず。総監督を新房昭之さん、脚本は虚淵⽞さん(ニトロプラス)、⾳楽は梶浦由記さんがそれぞれ務める。
アニメ制作はシャフト。SNSでは「楽しみ」「うれしい」といった制作決定を祝う声に混じり、スタッフや制作会社が変わらない点を歓迎する声、安堵の声が目立った。
音楽を担当する作曲家の梶浦由記さんは「ワルプルギスの廻天!ただひたすら楽しみです。作品に相応しい音楽を紡げるよう尽力いたします!」と意気込みをツイート。思い入れの強い作品だけにオンラインイベントでは声優さんたちによる“生アフレコ”に涙したという。
脚本の虚淵⽞さんは執筆時を振り返り、「ワルプルギスの廻天、脚本は鎧武を終えた直後、東離劍遊紀にとりかかる直前に脱稿してたので、思えばまだ私が自力で可愛い女の子の台詞を書けていた頃の最後の本になります。ついに日の目を見る時が来て嬉しいです!」とした。
「仮面ライダー鎧武」は2013年から14年に放送。「東離劍遊紀」は16年にプロジェクトが始まり、現在はテレビシリーズの3期を放送している。
魔法少女まどか☆マギカは、2011年に深夜アニメとして放送したテレビアニメ。願いを叶えた代償として“魔法少女”になり、敵と戦う少女達の過酷な運命を描く。「ひだまりスケッチ」などで知られる漫画家・蒼樹うめさん原案のキャラクターデザインとダークファンタジーに近い作風のギャップで当時の視聴者を驚かせた。
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