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高度成長期の“働く自転車”再現 「ニューマルキン号」100台限定販売
自転車メーカーのホダカが昭和レトロな自転車「ニューマルキン号」を発売する。1950年代から60年代にかけ、荷物の運搬や紙芝居屋など幅広く使われた“働く自転車”(実用車)を再現した。
自転車メーカーのホダカ(埼玉県越谷市)は5月6日、昭和レトロな自転車「ニューマルキン号」を発表した。1950年代から60年代にかけ、荷物の運搬や紙芝居屋など幅広く使われた“働く自転車”(実用車)を再現した。価格は8万8000円(税込)。
コンセプトは昭和レトロと現代技術の融合。実用車の特長だった装飾や大きなリアキャリアを再現しつつ、暗くなると自動点灯するLEDオートライトやブレーキ時の音を抑えたローラーブレーキ、耐摩耗タイヤなどで「使い勝手の良い自転車に仕上げた」。
マルキン自転車は1932年に創業し、堅牢な実用車「マルキン号」で高度成長期に成長した老舗自転車メーカー。テレビCMの「マルキン自転車 ホイのホイのホイ」というフレーズで親しまれた。
マルキン自転車は1974年の火災で池袋にあった本社工場が全焼し、1977年に廃業。その後、ホダカ物産(現ホダカ)がブランドと自転車事業を継承した。
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