Appleが英Rockley Photonicsとの契約に基づき、着用者の血圧、血糖値、アルコール検知をモニターする先進的なスマートウォッチ技術を検討していると、The Telegraphが伝えている。
Rockley Photonicsは、スマートウォッチの背面に搭載されたモジュールから皮膚を通して赤外線を照射することで、通常は医療機器でしか検出できない複数の血液信号を読み取ることができる超高精度のセンサーを開発した。
現在のデバイスに搭載されている限られたモジュールでは、心拍数などの指標を検出することができますが、糖尿病を検出することができる血糖値などの変数を追跡する機能は、ウェアラブル技術メーカーの長期的な目標となっている。
オックスフォード、ウェールズ、シリコンバレーにオフィスを構える同社は、ニューヨークでの株式公開に向けて、上場資料の中でAppleとの関係を明らかにした。
この提出書類によると、過去2年間の同社の収益の大半をAppleが占めており、同社との間には継続的な「供給・開発契約」が結ばれており、今後も収入の大半をAppleに頼ることになると予想されている。
同社の収入の大部分は、将来の製品に関する作業のために同社に支払われるエンジニアリング料で、Rockleyのアンドリュー・リックマンCEOは、来年には同社の技術が消費者向け製品に搭載されると予想していると述べているが、それがAppleの機器であるかどうかについては明言していない。
米国の大手ハイテク企業は、サプライヤーとの関係についての情報開示を最小限にするような厳しい契約を結ぶことが多い。
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