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温泉地の地域活性化、「温泉むすめ」とNFTで 暗号通貨活用も
観光業や温泉地の活性化にNFTや暗号通貨を活用するため、NFTマーケットプレースを運営するスマートアプリは、「温泉むすめ」プロジェクトを展開するエンバウンドなど3社と提携する。
NFT(所有権が証明できるデジタル資産)のマーケットプレース「nanakusa」を運営するスマートアプリ(東京都港区)は5月12日、「温泉むすめ」プロジェクトを展開するエンバウンド(東京都渋谷区)など3社と提携し、温泉むすめとNFT、暗号通貨を活用して温泉地の活性化を進めると発表した。
NFT(非代替性トークン)とはデジタル作品の所有権をブロックチェーン技術で証明する改ざんが不可能なデジタル資産を指す。エンバウンドの持つコンテンツマーケティングのノウハウや自治体とのコネクションを生かしながら、温泉地を題材にしたキャラクター、温泉むすめとNFTを活用して温泉地の魅力発信やファンづくりを進める。
スマートアプリとエンバウンドに加え、情報システムの構築を手掛けるマネーパートナーズソリューションズ(東京都港区)、価格が一定のステーブルコイン「JPYC」を発行する日本暗号資産市場(東京都港区)の計4社が提携する。暗号通貨を使った金券やプリペイドカードのような前払式支払手段で観光客誘致や地域活性化につなげる。
温泉むすめは、全国の温泉地をモチーフにした二次元キャラクターが登場するゲームや音楽ライブなどを展開するプロジェクト。観光庁が後援する他、有馬温泉など8カ所の観光大使も務める。
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