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エレンが異世界転生する「進撃の巨人」全面広告、新聞朝刊に 諫山先生の描き下ろし
週刊少年マガジン編集部は9日、「進撃の巨人」最終34巻の発売に合わせて朝日新聞の朝刊に全面広告を掲載した。作者の諫山創さんが描き下ろした。
講談社の週刊少年マガジン編集部は6月9日、人気漫画「進撃の巨人」最終34巻の発売に合わせて朝日新聞の朝刊に全面広告を掲載した。作者の諫山創さんが描き下ろした。
主人公のエレンがRPG風の世界に転生し、人々が恐れるモンスターを巨人になって踏みつける。「一瞬日本に転生した上で死んで異世界転生した俺は過小評価されるけどちょっと巨人化してみたら一斉に手のひら返しでみんなからチヤホヤされた件」というライトノベル風の解説付き。「“本当”のラストは、その目で」と結んでいる。
マガジン編集部は「これまでの単行本で巻末に掲載してきた予告漫画の集大成ともいえる内容。最終巻が今回の広告通りの展開になるかどうか、広告と最終巻を見比べてほしい」とした。
進撃の巨人は、壁に囲まれた世界で暮らす少年エレン・イェーガーが自由な世界に憧れ、壁の外の巨人たちとの絶望的な戦いに挑むダークファンタジー。2009年から12年近い連載を経て、最終回を収録した最終34巻を6月9日に発売した。コミックスの累計発行部数は世界1億部を超えた(電子書籍を含む)。
講談社はこれまでも高さ1mの単行本「巨人用『進撃の巨人』」でギネス世界記録に挑戦したり、JR新宿駅にある長さ45.6mのLEDビジョンにインパクトのある動画広告を掲出したりと最終巻の発売に向けた話題作りを行ってきた。9日からは最終巻の内容を踏まえた「進撃の巨人 オンライン展示会」やSNS連動企画「最後の調査兵団募集 想いを捧げよ」を始めた。
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