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ソニー初、LDAC対応の完全ワイヤレスイヤフォン発売 イヤーチップはフォームタイプに

ソニーは9日、LDACに対応した完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM4」を発表した。直販価格は3万3000円(税込)。

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 ソニーは6月9日、LDAC(エルダック)に対応した完全ワイヤレスイヤフォン「WF-1000XM4」を発表した。25日に発売予定で、ソニーストアでは9日に予約受付を始めた。直販価格は3万3000円(税込)。


「WF-1000XM4」のプラチナシルバー

 2019年の発売以来、販売ランキングの常連だった「WF-1000XM3」の後継機。コンパクトになったイヤフォン部はWF-1000XM3に比べて約10%、付属の充電ケースは約40%体積を削減した。イヤーチップは低反発のポリウレタンフォームに変えて遮音性を上げた。

 設計も一新。ノイズキャンセリングなど信号処理を担当するプロセッサーとBluetoothオーディオSoCを統合したチップ「V1」を新たに開発し、遅延の少ないアクティブ・ノイズキャンセリングやLDAC対応を果たした。

 LDACはソニーが独自開発した音声コーデック。Bluetoohの帯域幅(最大990kbps)でハイレゾ音源に相当するオーディオデータ(最大96kHz/24bit)を伝送できる。オーバーヘッド型のワイヤレスヘッドフォンでは19年発売の「WH-1000XM3」で対応したが、WF-1000XM4の登場で「完全ワイヤレスでもハイレゾ音質が楽しめる」としている。

 ドライバー(スピーカー)は従来よりも振動板の可動性を上げ、磁石を大きくした6mm径のダイナミック型。主に低域の再生能力を高めた。

 バッテリー駆動時間は本体のみで最長8時間、付属ケースで充電しながら使えば合計24時間になる。5分間の充電で60分間使える急速充電にも対応する。


ブラック。イヤーチップは低反発のポリウレタンフォームに変わった

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