ニュース
Apple、医療機器への磁気干渉を警告 iPhone、AirPods、Apple Watchなど
Apple製品の磁石や電磁場がペースメーカーなどの医療機器に影響を与える可能性について、サポート情報を公開している。
米Appleが、サポート情報「医療機器への磁気干渉の可能性について」を公開している。
特定の状況下において、磁石や電磁場が医療機器に干渉するおそれがあり、多音えば、心臓植え込み型ペースメーカーや除細動器に内蔵されているセンサーが、磁石や無線送信機が近付くと反応する場合がある。
こうした医療機器への干渉の可能性を排除するため、Apple製品は医療機器には近付けず、安全確保のために必要とされる距離を確保するよう説明している(15cm以内、ワイヤレス充電時は30cm以内には近付けない)。
米心臓協会は、iPhone 12 Pro Maxによる磁気干渉について検討した報告書「Magnetic Interference on Cardiac Implantable Electronic Devices From Apple iPhone MagSafe Technology」を公開し、その結果in vivo試験の3例中3例(100%)、ex vivo試験のデバイス11個中8個(72.7%)にiPhone 12 Pro Maxによる臨床的に検出可能な磁気干渉が確認されと報告している。
この報告書が公開されたことにより、サポート情報が公開されたと考えられる。
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.
関連記事
Apple、日本でのApple Watch「心電図」機能を正式予告 Series 3以降で「不規則な心拍リズム」検出も
Appleからも正式なプレスリリースが出た。
「Apple Watch Series 6」発表 血中酸素計測に対応 赤と青の新色、廉価版「SE」も
Apple Watch Series 6が予想通り発表された。予想外の廉価版「SE」もファミリーに加わった。
Apple Watch Series 4を着けて転倒して分かったこと
転倒検知が機能しなかった。そう思っていた。


