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TikTok、求人・求職サービス「Resumes」のテストを米国で開始
TikTokが求人企業と求職者を結ぶパイロットプログラム「TikTok Resumes」を米国で開始した。TargetやSpotifyなど34社の参加企業に向けて、履歴書代わりの“履歴動画”を投稿する。
中国ByteDance傘下の米TikTokは7月7日(米国時間)、求人企業と求職ユーザーのためのパイロットプログラム「TikTok Resumes」を米国で立ち上げたと発表した。ユーザーは履歴書(レジュメ)代わりの履歴動画を投稿し、求人企業にアピールできる。
プログラムには、TargetやShopify、TikTok自身など、34社が求人側として参加しており、7月7日〜7月31日までの期間、履歴動画を受け付ける。例えばTargetは時給制の倉庫業務での求人で、Shopifyはデータエンジニアやソフトウェアエンジニアを募集している。
専用Webサイトには、履歴動画制作のコツなどが紹介されている。
求職ユーザーは、自分の資格情報などをアピールする動画を作成し、TikTok Resumeの求人先にそれをリンクする。キャプションに「#TikTokResumes」を追加しておくことや、LinkedInプロフィールへのリンクを入れることなども推奨されている。
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