フロントとリアで異なる乗り心地
乗車時の感想を記す前に、車両の各部を紹介したい。シェアリング電動キックボードということで、折りたたみ機構はない。ステップボードは全体がフラットで、自分にとって最も安定していると感じる位置に足を置ける。
フロントにはサスペンションとブレーキが備わり、インホイールモーターを使ったリアにもブレーキが組み込まれている。回生ブレーキは超低速時に効果がないし、バッテリーが切れた状態でもブレーキが効くように、安全性を重視した設計となっている。
バックミラーは右側1つだけ。時速30km未満で走ることが定められている原付バイクは右側にバックミラーを備えていればいいのだが、どうやら小型特殊自動車も同様のようだ。
ハンドルより前にステーが伸びていることもあって、乗車時に斜め後ろを確認しやすい位置に調整するのが楽だった。
フロントウインカーはハンドルのバーエンドに装着されている。ハンドルの外端を握ってしまうとウインカーが隠れてしまうので注意したい。
フロントライトは小型のものがハンドルポストに内蔵されていた。明るい時間帯しか走れなかったので、照度や照射範囲は確認できず。個人的には不安を覚える箇所だった。
テールライト、ウインカー、ナンバープレートライトは、バイク乗りならどこかで見たことあるデザインのコンビネーションタイプ。もともと原付バイク用として生産されているパーツなので、視認性の高さは間違いないと思われる。
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