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教育出版のPearson、大学電子教科書のサブスクサービスを開始
教育出版大手のPearsonが、大学生向けの電子教科書サブスクサービス「Pearson+」を開始した。1500冊以上の電子教科書に月額14.99ドルでアクセスできる。教科書は書き込みも可能で、3台までの端末で利用できる。
英総合教育出版大手のPearsonは7月30日(現地時間)、大学生向けの電子教科書サブスクリプションサービス「Pearson+」を発表した。学期初めに大量の教科書を買うのではなく、毎月の支払いで必要な教科書にオンラインでアクセスできるサービスだ。
プランは、eText(教科書)1冊にアクセスする月額9.99ドル(約1100円)と1500冊以上のeTextにアクセスできる月額14.99ドルの2つ。
eTextにはメモやハイライトの追加が可能で、PCやスマートフォンにダウンロードしてオフラインで使うこともできる。ほとんどのeTextにはオーディオ版もある。
Pearsonによると、毎年約1000万人の学生が同社の電子教科書を利用しており、同社の高等教育サービスの売上高の70%は既にデジタル製品からのものという。
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