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毎分3000回モップを振動させて水ぶきするロボット掃除機、9月発売
Beijing Roborock Technologyは30日、水ぶき機能を強化したロボット掃除機を発表した。毎分3000回振動させてこびり付いた汚れに対応するという。
Beijing Roborock Technology(中国北京)は8月30日、水ぶき機能を強化したロボット掃除機「Roborock S7」「Roborock S7+」を発表した。価格は本体のみのS7が12万9800円、自動ゴミ収集ドックが付くS7+は16万9400円(税込)。9月3日から全国のヤマダデンキなどで販売する。
吸引と水ぶきの両方に1台で対応するロボット掃除機。水ぶきに使うモップは過重を従来製品の2倍にあたる600gに増量し、水ぶき時にはモップを毎分3000回振動させて「こびり付いた汚れに対応する」という。
通常は吸引と水ぶきを同時に行うが、掃除中にカーペットに差し掛かると自動的にモップを5mmほど持ち上げ、吸引掃除のみを行う。水ぶきだけを念入りに行う「水ぶき強力モード」も新たに搭載した。
マッピングにはレーザーを使用。室内の地図を作り効率的に掃除する。把握した間取りと実際の間取りの一致率は99%(Roborock調べ)。
S7+のみに付属する「スマート自動ゴミ収集ドック」は、サイクロン式と紙パック式をユーザーが選択できる。紙パック式の場合、約60日分のゴミをためられる。
Beijing Roborock Technologyは2014年設立の家庭用掃除機メーカー。40カ国以上で累計800万台以上の掃除機を販売している(20年12月末時点)。
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