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脂肪のプルンプルンも再現 人の細かい動きを市松模様スーツでモーションキャプチャーInnovative Tech(1/3 ページ)

モーションキャプチャーで筋肉や脂肪の動きまで詳細に捉えるための手法。

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Innovative Tech:

このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。

 米ユタ大学の研究チームが開発した「Capturing Detailed Deformations of Moving Human Bodies」は、呼吸や筋肉の収縮、脂肪の揺れなどの人間の詳細な動きを捉えるモーションキャプチャー技術だ。市松模様のスーツを着用したユーザーの動きを、複数台の外部カメラでキャプチャーする。

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入力画像(上段)本システムを使って生成した最終メッシュ(下段)
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白黒の市松模様を持つモーションキャプチャースーツ(a)マルチカメラキャプチャーシステムからの入力画像の例(b)スーツからラベル付けした3D再構成の生データ(c)不足している観測値を補間した結果(d)再構成したメッシュを元の画像と重ねた様子(e)ヨガのような複雑なポーズも再構成できる(f)
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