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シャープ、立体構造の不織布マスク「シャープクリスタルマスク」発売 「フェイスラインをシャープに演出」
シャープは8日、装着時の見た目や快適さを追求した不織布マスク「シャープクリスタルマスク」を発売した。立体構造で口元の空間を確保し、呼吸しやすく化粧くずれも抑えるという。
シャープは9月8日、装着時の見た目や快適さを追求した不織布マスク「シャープクリスタルマスク」の販売をECサイト「COCORO STORE」で始めた。価格は5枚入りで699円(税込、送料別)。15枚入りは1980円(税込、送料無料)。「マスク定期便」なら15枚入りが100円引きになる。
6角形をベースとした立体構造で口元の空間を確保し、呼吸しやすく化粧くずれも抑えるという。装着した人の「フェイスラインをシャープに演出する」としている。
フィルターは4層構造でPM2.5や花粉、ウイルス飛沫などの侵入を99%以上カット。最も外側の不織布には無機系抗菌剤を配合し、銀イオン(Ag+)で細菌の増殖を抑制する。持ち歩く時の衛生面に配慮し、マスクは個別包装とした。
シャープは2020年の3月に政府の要請を受け、社会貢献の一環として三重工場内のクリーンルームでマスク生産を開始した。20年12月には定期的にマスクが届くマスク定期便サービスを始めた。
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