ニュース
「超立体マスク」「超快適マスク」もJIS適合マスクに ユニ・チャーム発表
ユニ・チャームは13日、「超快適マスク」「超立体マスク」がJIS規格(T9001 一般用)の適合審査を通過したと発表した。
ユニ・チャーム(東京都港区)は9月13日、「超快適マスク」「超立体マスク」が、マスクの性能の目安となるJIS規格(T9001 一般用)の適合審査を通過したと発表した。
超快適マスクの「プリーツタイプ」「息ムレクリアタイプ」、超立体マスクの各サイズが「JIS T9001(一般用)」適合商品となった。今後、商品パッケージなどをJIS適合表示と「全国マスク工業会」会員マークの両方を表示したものに切り替える。
ユニ・チャームは「適合審査は現在流通している商品でクリアした」としており、店頭にある商品も同等の品質としている。
マスクのJIS規格は消費者が安心して購入できるように6月に制定された。一般用/医療用の「T9001」、コロナ感染対策に従事する医療関係者用の「T9002」があり、一般用でもPFE(微小粒子捕集)やVFE(ウイルスを含む飛沫捕集)、通気性といった性能と安全性の基準を設けた。
関連記事
- JIS適合マスク、アイリスオーヤマが発売 「年内に全てのマスクでJIS適合申請を行う」
アイリスオーヤマは2日、JIS規格(T9001)に適合した不織布マスクを他社に先駆けて発売すると発表した。 - 口元が透ける「顔がみえマスク」、ユニ・チャームが発売
ユニ・チャームは、飛沫対策をしながら口元が透けて見える「顔がみえマスク」を発表した。価格は1480円(税込)。 - ウレタンマスクの下に着ける立体マスク、三井化学などが開発 蒸れずに不織布の防御効果
三井化学は26日、ウレタンマスクや布マスクの下に装着する“インナーマスク”「タートル」を発表した。不織布フィルターでウイルス除去効果を改善しながら好きな柄のマスクを使用できる。 - ウレタンマスクの防御効果は「クッションになる程度」 肌トラブルには“二重マスク”も
「ウレタンマスクは空気の通りが良くて使用感がいい。逆に言えば素通し」。帝京大学大学院で花粉や真菌を研究している槇村浩一教授はこう指摘した。 - マスクの新型コロナ防御効果が明らかに 布マスクで吸い込むウイルス量が2〜4割減 東大が発表
実際の新型コロナウイルスを使用した実験で、マスクに一定の防御効果があることが分かった。東大の研究グループは、布マスクは吸い込むウイルス量を60〜80%に、医療用のN95マスクでは10〜20%に減らす効果があると発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.