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VRゴーグル着けてロードバイクで走り抜けるGoogleストリートビューの風景 しまなみ海道からアビーロードまでCloseBox(2/5 ページ)

仮想空間でロードバイクを漕ぐ「Zwift」はよく知られているが、VRゴーグルをかぶる「VZfit」はどうだろう。Googleストリートビューの空間を自転車で走れるのだ。

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しまなみ海道を(VRで)走る

 VZfitには2つのモードがある。自転車(Ride)モードと自転車なし(StandUp)モードだ。自転車のセンサーが認識されない場合は自動的にStandUpモードになる。センサーがOKならば自転車コースだ。

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起動後の画面
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Rideモード

 StandUpモードでもGoogleストリートビュー空間を進むことができるのだが、円盤型の乗り物の上で両手を振りながらスクワットするという、なかなかハードな運動をすることで前に進む仕組みだ。円盤に乗って移動していると、黄金バットの宿敵、ナゾーになったようだ(古すぎる)。何よりとても疲れるので、このためだけにこのサービスを続ける人はいないのではなかろうか。

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StandUpモード

 VZfitが用意しているコースはどれもGoogleストリートビューのデータを使ったものだ。「Find a Ride」というメニューに、あらかじめシステムが用意したコースがあるので、まずはその中から走ってみることにする。世界中のコースがあるのだが、その中に自転車乗りなら一度は走ってみたい「しまなみ海道」を見つけた。まずはトライ。

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しまなみ海道

 しまなみ海道は広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ、約60kmのコースで、四国と瀬戸内海と本州にかけられた橋を渡っていく「サイクリストの聖地」である。

 現地に行けばレンタルサイクルのサービスがあるので、自転車を飛行機や電車で運ぶ"輪行”をしなくても済むのだが、現在は緊急事態宣言のため、レンタルサービスはお休みだという。

 VZfitのコースは来島海峡大橋を渡るところから始まる。

 出だしは快調だ。見上げると来島海峡大橋の構造が見え、ちゃんと橋を渡っている感じがする。

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橋を見上げながら走る

 自分が走行しているレーンにはパックマンのように白い玉が表示され、走りながらそれを拾っていく。ところどころ、コインがあり、拾うとチャリンと音がするのがマリオカートっぽい。解像感は意外に高い。

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コインも落ちている

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