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スマートニュース、251億円の大型調達 シリコンバレーのエンジニア採用などに投資
スマートニュースが251億円の大型調達。「国内スタートアップの1ラウンドあたりのエクイティ資金調達額としては過去最大級」
ニュースアプリ「SmartNews」をグローバルで運営するスマートニュースは9月16日、第三者割当増資で新たに251億円の資金を調達したと発表した。「国内スタートアップの1ラウンドあたりのエクイティ資金調達額としては過去最大級」の調達という。
調達した資金を基に、米国での成長を一層加速させる計画だ。
引受先は、日本のほか米国、シンガポール、欧州のベンチャーキャピタルなど、国内外の新規投資家と既存株主(SMBCベンチャーキャピタル)。今回の調達により、同社の累計調達額は443億円、時価総額(完全希薄化後ベース)2100億円以上になったという。
米国でSmartNewsは、主要なニュースアプリ中、ユーザー1人あたりの月間平均滞在時間が最も多いアプリという。2020年は月間アクティブユーザーが2倍以上に成長(具体的な数は非公開)。前回2019年の資金調達以降、従業員数はグローバルで2倍以上、約500人に伸ばしたという。
今後、米国の人員倍増を目指し、特にシリコンバレーやニューヨーク、サンフランシスコで「先見性のあるエンジニアやリーダーポジションの人材」の獲得を強化するとしている。
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