ニュース
危機に陥るとヘビメタ版バッハで威嚇するクルマ そんなTesla Model 3の暴力的加速を堪能した:走るガジェット「Tesla」に乗ってます(5/5 ページ)
暴力的ともいえるド・ドドンパ的加速力がすごい。
「トッカータとフーガ・ニ短調」が大音響で鳴り響く
最後に、Teslaのセントリー(見張り)モードという機能を紹介して筆を置きます。その名が示す通り、駐車中、車載カメラおよび車載センサー を使用して周囲の監視を行ってくれます。ロケーション設定が行えるので、あらかじめ任意の場所を設定しておくと、Model 3から離れると自動でセントリーモードが起動します。アプリを利用して、降りてから遠隔で起動することも可能です。
ショッピングセンターの駐車場で試してみましたが、人が近くを通るたびに録画され、一定以上近づくとフラッシュライトが一瞬発光するので、通行人を驚かしているのではないかと心配になります。
先輩Teslaオーナーによると、明らかな脅威と判断された場合は、ヘビーメタルバージョンにアレンジされたJ・S・バッハの「トッカータとフーガ・ニ短調」が大音響で鳴り響くそうです。
イーロン・マスクが予告して、それが実装されたそうなのですが、これは強力だわぁ。
著者プロフィール
山崎潤一郎
音楽制作業の傍らライターとしても活動。クラシックジャンルを中心に、多数のアルバム制作に携わる。Pure Sound Dogレコード主宰。ライターとしては、講談社、KADOKAWA、ソフトバンククリエイティブなどから多数の著書を上梓している。また、鍵盤楽器アプリ「Super Manetron」「Pocket Organ C3B3」「Alina String Ensemble」などの開発者。音楽趣味はプログレ。Twitter ID: @yamasakiTesla
次回は、Teslaのガジェットな一面をさらに掘り下げてみたいと思います。
関連記事
- iPhoneにタイヤをつけたような「Tesla Model 3」を買ってしまった “人生最後のクルマ”になぜ選んだか
クルマでありながらデジタルガジェットとしての評価も高い、Tesla車を手に入れた山崎潤一郎さんによる新連載です。 - どんなクルマもCarPlay対応にする「Coral Vision Carplay Wireless Pro A」を試す USB-C接続、ワイヤレスCarPlayに対応
今度はワイヤレスCarPlayに対応。 - あらゆるクルマをCarPlay対応にする「Coral Vision」、国内販売開始 ワイヤレスモデルも
以前、MACお宝鑑定団でレビューした、CarPlay用スマートディスプレイが国内販売開始された。 - Tesla、初の低価格モデル「Model 3」の予約受付開始 3万5000ドル
高級電気自動車メーカーのTesla Motorsが、初めて10万ドルを切る、3万5000ドル(約393万円)の量産モデル「Model 3」を発表した。既に予約を開始しているが、発売は2017年中の見込みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.