「クリスタ」ブルースクリーン問題、原因はEdge 「IEに切り替えて」「Windows 11は大丈夫」とセルシス
クリスタでブルースクリーンエラーが発生している問題。セルシスは4日、「Microsoft Edge」最新版で使った際に不具合が起きることを確認したと発表した。
イラスト・漫画制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」(クリスタ)で10月1日以降、一部の環境でブルースクリーンエラーが発生している問題について、提供元のセルシスは4日、1日に更新された「Microsoft Edge」で使った際に不具合が起きることを確認したと発表した。
不具合が起きたユーザーは、WebブラウザをInternet Explorerに切り替えれば、問題を回避できるという。また、Windows 11では問題なく使えることを確認したという。
クリスタは9月28日にリリースしたVer1.11.0以降、対応ブラウザをIEからEdgeに切り替えていた。
ブルースクリーン問題は、10月1日にリリースされたMicrosoft Edgeの「94.0.992.38」と、CLIP STUDIOアプリなどEdgeアプリ、ペン入力デバイスを組み合わせて使った場合に発生。ブルースクリーンが表示され、PCが再起動してしまうという。
既にVer1.11.0にアップデート済みのユーザーに、Edgeを使わずIEを使うよう呼びかけ。設定から「画面表示にInternet Explorerの機能を使用する」をチェックするとIEに切り替えられるという。
Edgeで操作する場合は、ペンデバイスではなくマウスで操作するよう呼びかけている。また、他のアプリでも、Edgeでペン操作すると同様な問題が発生する可能性があるという。
クリスタのバージョンが1.11.0未満の場合はIEを利用しているため、問題は起きないという。
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セルシスは、同社のイラスト・漫画制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」を一部のWindows環境下で使った場合、ブルースクリーンエラーが発生し、PCが再起動する現象を確認したと公式Twitterアカウントを通して注意喚起した。
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