ニュース
人間の目にしか見えないリアルすぎるWebカム「Eyecam」 まばたきしながら撮影:Innovative Tech(2/2 ページ)
ディスプレイの上にちょこんと乗った目玉の親父、というにはあまりにリアルな何か。
目の筋肉の構造を模倣して眼球、まぶた、眉毛の動きを再現するために、6つのサーボモーターを配置。眼球の横方向の運動に1つ、縦方向の運動に1つ、まぶたの上下に1つずつ、残りを眉毛に使用した。全てを収納するためのボディー部分は3Dプリンタで作成した。
デバイスは目のように見えるだけでなく、動作もできるだけ目に近い動きができるよう、生理的な無意識の動きと、意識的な動きの2種類を実装した。
無意識の行動は、定期的なまばたき(1〜2秒の範囲で変化)、眼球の動きに応じて反応するまぶた、視点を固定した際に眼球を素早くかつ微妙に動かすサッケードの3つ。意識的な行動は、Webカメラの前で動く人物の顔を追跡し、それに応じて眼球を移動する。これら組み合わせた動きは、本当に目がそこにあるかのような強い存在感を見せる。
関連記事
- リードで巧みに人間を誘導する盲導ロボット犬 米カリフォルニア大が開発
盲導犬の代替を目指す4足歩行ロボット。 - 飛行中にプロペラを変形できるドローン 狭い場所の通過や運搬作業など自由自在
狭い空間を通過する時などは機体を小さくできる、ホバーパイルダーがマジンガーZにドッキングする時を思わせるシーンも。 - ビデオ会議中のよそ見が可能に? 顔が常に前を向いているように見せる技術、NVIDIAが開発
相手と常にアイコンタクトを取っているように見せかける技術。 - 外部プロジェクターの映像をAR表示する眼鏡型デバイス 東工大などが開発
ARグラスは重くなりがち。その問題を解決する方法の1つが、外部から投影すること。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.