ニュース
超音波で顔や手を“浮かべて”ビデオ会議 遠隔地からジェスチャーを反映:Innovative Tech(2/2 ページ)
ビーズを浮かせる仕組みを簡単に構築できるシステムを活用。
システムを評価するため、今回は遠隔から会議を行うテレプレゼンスアプリケーションを作成した。これはビーズ7個と腕部分の糸2本、顔部分の円形の布1枚で構成。システムは糸部分と布部分を認識し、指定した上空の位置に浮遊させる。
浮遊した布をスクリーンにして外部からプロジェクターで遠隔にいる人の顔を投影する。腕に見立てた糸部分は、遠隔者の腕のジェスチャーを深度センサーで捉え、それに応じて動くように設定。顔から手が生えたような外観をしており、顔を表示し糸部分で、遠隔地から身ぶり手ぶりのボディーランゲージを伝える。
関連記事
- リードで巧みに人間を誘導する盲導ロボット犬 米カリフォルニア大が開発
盲導犬の代替を目指す4足歩行ロボット。 - 飛行中にプロペラを変形できるドローン 狭い場所の通過や運搬作業など自由自在
狭い空間を通過する時などは機体を小さくできる、ホバーパイルダーがマジンガーZにドッキングする時を思わせるシーンも。 - ビデオ会議中のよそ見が可能に? 顔が常に前を向いているように見せる技術、NVIDIAが開発
相手と常にアイコンタクトを取っているように見せかける技術。 - 外部プロジェクターの映像をAR表示する眼鏡型デバイス 東工大などが開発
ARグラスは重くなりがち。その問題を解決する方法の1つが、外部から投影すること。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.