ニュース
日産、メタバースに展示場オープン VRChat内に銀座店舗を再現
日産自動車が、銀座に実在する展示場「NISSAN CROSSING」をVR空間に再現し、バーチャルギャラリーとして公開した。電気自動車を展示する他、今後は新車発表会や講演などを開催する。
日産自動車は11月4日、銀座に実在する展示場「NISSAN CROSSING」をVR空間に再現し、バーチャルギャラリーとして公開した。電気自動車「日産アリア」を展示する他、今後は新車発表会や講演などを開催する予定。
VRコミュニケーションプラットフォーム「VRChat」内にNISSAN CROSSINGを3Dモデル化して構築。VRChatユーザーなら誰でも訪問できる。展示場構築にはVRChatなどで活躍するクリエイターが協力した。
日産はバーチャルギャラリーをデジタル上での新たなコミュニケーションの場と位置付け、コンテンツを配信する予定。第1弾として、2021年内にVR空間のNISSAN CROSSINGから電気自動車で出発し、地球温暖化について考えるツアーを開催するとしている。
関連記事
- Microsoft、“メタバースへの入り口”「Mesh for Teams」提供へ
MicrosoftはアバターでWeb会議ツール「Microsoft Teams」に参加する「Mesh for Microsoft Teams」を発表した。MRプラットフォーム「Mesh」で没入型スペースを構築し、そこでアバターとして交流する。「Mesh for Teamsはメタバースへの入り口でもある」としている。 - Meta(旧Facebook)、メタバースの触覚をリアルにする人工皮膚「ReSkin」を開発中
Meta(旧Facebook)はカーネギーメロン大学と共同開発した触覚ソフトセンサー「ReSkin」を発表した。設計や基本モデルをオープンソースで公開する。ザッカーバーグCEOは「メタバースの仮想オブジェクトとの物理的相互作用に一歩近づく」と語った。 - ザッカーバーグがメタバースに全集中する背景を考える
いつもはGoogleの話をする連載「Googleさん」ですが、今回は番外編で社名変更したMeta(旧Facebook)の話、「Metaさん」です。「メタバース」に全集中するための社名変更と彼は言うのですが……。 - いまさら聞けない「メタバース」 いま仮想空間サービスが注目される“3つの理由”
最近、仮想空間サービスへの注目が再び高まっている。キーワードは「メタバース」だ。仮想空間サービスに注目が集まる3つの理由を紹介する。 - 「Oculus」ブランド消滅へ 「Oculus Quest」は「Meta Quest」に Facebook社名変更で
米Meta(旧社名Facebook)は10月28日に発表した社名変更に伴い、ヘッドセットなどVR周りで使用されてきた「Oculus」ブランドをMetaに統一する。2022年初頭より移行するという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.