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Clubhouseも「Replays」で録音再生、Podcast化を可能に
Twitterの「スペース」に続き、Clubhouseもルームでの会話を録音する機能を追加した。ホストは「Replays」ボタンを有効にすることで録音し、Clubhouse内だけでなくダウンロードしてPodcastとして公開することもできる。
米Clubhouseは11月9日(現地時間)、ルームでの会話を録音する新機能「Replays」を発表した。iOSおよびAndroidで利用可能だ。ルームのホストが開始前に「Replays」ボタンを有効にするとそのルームは録音され、Clubhouse上でいつでも再生できるようになるだけでなく、ホストはその録音をダウンロードしてPodcastなどで公開することもできる。
保存したReplaysのコンテンツは、クラブページやホストのプロフィール、検索結果に表示される(検索結果に表示されるようになるのは来週から)。
リスナーはReplaysのコンテンツを聴く際、スピーカーの話の途中で次のスピーカーに飛ばすことができる。また、一時停止や1.5倍速、2倍速での再生も可能だ。
Replaysのホストは、1つのルームのトータルでの参加者数を確認できるようになる。「この機能は向こう数カ月中に追加予定のホスト向け分析機能の最初の1つだ」という。
ホストはReplaysのコンテンツをダウンロードできるので、これを編集してPodcastやYouTube、Instagramストーリーズ、TikTokなどで再利用できる。
ルームの録画機能は、競合する米Twitterの「スペース」に10月末に追加されている。
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