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スターバックス、「Amazon Go」ベースのレジなしカフェを米国で開店
Starbucksがニューヨークにレジなしカフェ「Starbucks Pickup with Amazon Go」の1号店をオープンした。Amazonが提供するレジなし技術「Just Walk Out」を採用した。商品棚のフードやドリンクを自由にピックアップし、店内で飲食したりテイクアウトしたりできる。
米Starbucksは11月18日(現地時間)、レジなしカフェ店舗「Starbucks Pickup with Amazon Go」の1号店をニューヨークにオープンしたと発表した。米Amazonが昨年から提供している「Just Walk Out」技術を採用することで、アプリで事前注文するドリンクと一緒に店内で食べるサンドイッチやスイーツを自由にピックアップし、オンラインで決済できるようにした。
ドリンクはStarbucksアプリで事前注文し、それだけをカウンター越しにテイクアウトすることもできる。カフェ内に入るにはStarbucksアプリだけでなく、Amazonのショピングアプリあるいは手のひら認証サービス「Amazon One」への事前登録が必要だ。カフェの入り口にゲートがあり、そのセンサーにAmazonアプリの店内コードか手のひらを読み取らせることで中に入れる。Amazon Goの店舗と同じシステムだ。
店内の棚にはStarbucksオリジナルだけでなく、Amazon Goにあるものと同じフードもあり、店内で飲食するだけでなく、テイクアウトもできる。
同社は来年、同様の店舗を複数展開していく計画だ。
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