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骨伝導イヤフォン、売上がコロナ前の約25倍に テレワーク需要で急伸 専門店の販売ランキングで
骨伝導イヤフォンの売上が2020年比で約2.5倍、19年比では約25倍に増えた──イヤフォン専門店「e☆イヤホン」を運営するタイムマシーンは11月25日、2021年の売上ランキングの中で明らかにした。
骨伝導イヤフォンの売上が2020年比で約2.5倍、19年比では約25倍に増えた──イヤフォン専門店「e☆イヤホン」を運営するタイムマシーンは11月25日、2021年の売上ランキング(1月1日から10月31日まで)の中で明らかにした。人気の理由は「テレワーク」という。
全カテゴリーを対象とした売上金額トップ10では3位、4位、7位を「AfterShokz」(アフターショックス)ブランドの骨伝導イヤフォンが占めた。売上数量トップ10でも第6位にランクインしている。
タイムマシーンは「耳をふさがない骨伝導イヤフォンはテレワーク中でも家族からの呼びかけや玄関の呼び鈴に気づける。構造上、耳穴が蒸れたり痛くなったりもしないことから人気となった」と話す。
骨伝導イヤフォンは、振動を頭蓋骨へ伝えて内耳にある蝸牛を刺激し、脳に音として感知させる。鼓膜を刺激しないため長時間の使用でも難聴を予防できる他、音漏れを抑えるなどの効果も期待できる。
AfterShokzは骨伝導技術に特化したイヤフォンメーカー。2011年に米国で設立し、現在は60の国と地域に展開している。日本ではフォーカルポイント(神奈川県横浜市)が代理店になっている。
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