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ソニー「α7 IV」供給に遅れ 予想上回る注文で
ソニーマーケティングは9日、ミラーレスカメラ「α7 IV」について、購入者に届くまで時間がかかる可能性があると告知した。「予想を大幅に上回る注文を受けたため」。
ソニーマーケティングは12月9日、ミラーレスカメラ「α7 IV」(ILCE-7M4)について、購入者に届くまで時間がかかる可能性があると告知した。「予想を大幅に上回る注文を受けたため」としている。
α7 IVはソニーがフルサイズセンサー時代のスタンダート機と位置付けるカメラ。裏面照射型の3300万画素CMOSセンサー「Exmor R」に加え、フラグシップモデル「α1」と同じ最新の映像エンジン「BIONZ XR」を採用するなど発売前から注目を集めていた。
α7 IVの受注が始まった7日には、注目度の高さに半導体不足への懸念も手伝ってか、朝からソニーストアに購入希望者が殺到してパンク状態に。SNSでは「予約できない」「先へ進めない」という声が多く上がっていた。
ソニーは「できる限り要望にお応えすべく鋭意努力しておりますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます」としている。
ソニーは世界的な半導体不足のため「ZV-E10」「α7 IIシリーズ」「α6400シリーズ」「α6100」ボディ(ブラック)などの受注停止を相次いで発表したばかりだ。
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予想を超えた「α1」の登場である。「α9」の高画素版ってことで“α9R”という名前にもできたのだろうが、あえてα1にしたところに「これがミラーレス一眼時代のフラッグシップだ」というメッセージを感じる。
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