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寒い夜は人をダメにするリモコンで読書寝落ちしようCloseBox(1/2 ページ)

布団から手を出さずにページをめくれる、人をダメにするリモコンの登場である。

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 そろそろ寒くなってきた。寝ながら紙の本を読む(だいたいは漫画だが)とき、手を布団の外に出しておくのがつらい時期である。そんな時にありがたいのが電子書籍だ。スマートフォンやタブレット、E Inkリーダーをスタンドに固定して目の前に設置しておけば、支えるために手を出しておく必要はない。

 筆者は、紙の本の時代から、本を寝ながら読める仕組みを導入していた。自転車で転倒して鎖骨骨折になったときに導入したのがきっかけで、あおむけの状態で顔の前に書見台が来るような状態で本を読むというのを20年くらい続けている。最初の数年は紙の書籍だった。

 これは読書に限らない。テレビ番組、映画なども寝ながら見られる。怠惰の極みだが、楽なものはしょうがない。Netflixなど一挙に10話、20話くらいのシリーズが出るときも、寝ているだけで消化が進むのでオススメだ。

 映像コンテンツではOKだが、本を読む場合には1つ大きな問題がある。読書では数分ごとに発生する「ページめくり」だ。

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電子書籍になってもページめくりからは逃れられない

 ふとんから手を出して、ページをめくらなければならない。リアルな本のユーザー体験を模したために、寒い中、重力に逆らって手を持ち上げて、指を左から右にフリックしたり、ボタンを押したりするのだ。

 文字ベースの書籍ならば1ページ(または見開き)の滞在時間が長いからまだいいが、漫画だとへたすると秒単位でページめくりイベントが発生する。これはちょっとした筋トレだ。いったいどこの筋肉部位が強化されるのか。むしろここにダンベルを仕込んでトレーニングしたらどうかとも想像したが、頭上にそんなものをぶら下げるのは危険すぎる。

 まばたきで操作する、音声でページをめくる、布団の中から長い棒を操作してタップする、といったことも考えられるが、いずれも現実的ではない。何とかならんものかと思っていたら、すでに実践している人たちを見つけてしまった。やはりここはググレカスなのである。数年前にはなかったはずの情報だが、今では解決済みの問題なのだ。

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