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「iPadでアプリ開発してストアで公開」が可能に Swift Playground 4.0で
Appleは、完成したAppをApp Storeにアップロード可能になったiPadアプリ「Swift Playground 4.0」の配布開始した。
Appleは、iPad上でプログラミングを学べる「Swift Playground 4.0」を、App Storeにて無料配布を開始した。iPadで、SwiftUIを使ってiPhoneやiPadのアプリを作理、App Storeで公開できる。iPadがアプリ開発用プラットフォームとなったことを意味している。
Swift Playgroundsを使用するには、iPadOS 14.7以降を搭載した64ビット版iPadが必要だ。
バージョン 4.0 の新機能は次の通り。
- iPadで、SwiftUIを使ってiPhoneやiPadのアプリを作ることができる(iPadOS 15.2以降が必要)
- App Store Connectと統合することで、完成したアプリをApp Storeにアップロードできる
- Appに変更を加えると、アプリのプレビューにアップデート内容がライブ表示される
- フルスクリーンのプレビューでは、アプリが隅から隅まで表示される
- コード行内に入力候補が表示されるので、コードを素早く正確に入力できる
- Appプロジェクトにより、プロジェクトをXcodeに簡単に移動し、また戻すことができる
- プロジェクト全体の検索により、複数のファイルからの結果を表示できる
- “スニペット”ライブラリでは、SwiftUIが提供するさまざまなコントロール、記号、色を利用できる
- Swiftパッケージに対応したことで、公開されているコードを再利用してアプリの機能を拡張できる
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