「呪術廻戦0」興収77億円超え 公開から18日間で 100億“大台”に現実味
映画「劇場版 呪術廻戦0」の興行収入が公開から18日間で77億円を突破し、100億円の大台も視野に。初速で上回った「アナと雪の女王2」は45日間で100億を超えた。
映画「劇場版 呪術廻戦0」の興行収入が77億円を突破した。公開から18日間だった。
劇場版 呪術廻戦0は2021年12月24日に公開し、最初の3日で興収26億円、観客動員数190万人と「アナと雪の女王2」(2019年公開)を超えるスタートダッシュを見せた。3週目に入った1月11日までの観客動員数は567万人。累計興行収入77億円は「歴代ランキング」(興行通信社調べ)80位の「シックス・センス」(1999年公開)を上回る。
劇場版 呪術廻戦0は「週間ランキング」で2週連続首位になるなど、依然好調さをキープ。興行収入100億円という“大台”も現実味を帯び、次は「いつ超えるか」に注目が集まりそうだ。
100億円達成までの最短記録は2020年公開の「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」でわずか10日間とダントツ。この他アニメ作品の記録としては、2001年公開のスタジオジブリ「千と千尋の神隠し」の25日間、2016年公開「君の名は。」の28日間、「アナと雪の女王2」の45日間などがある。2021年公開の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は127日間だった。
呪術廻戦は、芥見下々(あくたみげげ)さんの人気コミックを原作とするアニメシリーズ。劇場版は本編の前日譚となる読み切り作品を映画化したもので、東京都立呪術高等専門学校を舞台に幼なじみの怨霊に取り憑かれた主人公・乙骨憂太の葛藤と成長を描く。
「週刊少年ジャンプ」で連載している原作まんがは昨年末にコミックス18巻を刊行。シリーズ累計発行部数は6000万部を超えた。
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