「クオリティー低すぎ」「話題作り?」 初日から話題のカイジ新作スマホゲーム 開発会社は過去作でも品質問題
漫画「賭博黙示録カイジ」をベースにしたスマートフォン向けゲームアプリ「カイジ -闇の黙示録-」(iOS版)が、「ゲームバランスやグラフィックスの品質がひどい」として公開初日から話題になっている。
1月20日に公開された、漫画「賭博黙示録カイジ」をベースにしたスマートフォン向けゲームアプリ「カイジ -闇の黙示録-」(iOS版)が、「ゲームバランスやグラフィックスの品質がひどい」として公開初日から話題になっている。
カードゲームやクレーンゲームなどのミニゲームを搭載し、ゲームに勝利するとプレイヤーのレベルが上がり、より大きな賭けに挑戦できる……という基本利用料無料のゲームだが、「起動時に流れるアニメーションの画質がひどい」「アニメーションはすぐに終わるが曲を聞き終わらないと先に進めない」「ヒントなしのマインスイーパーゲームで初手で負ける」など、ゲームとしての品質に対する反響が大きい。
一方で、アプリの説明に「定期的なバージョンアップで昭和の時代から令和までを体感!」とあることから「昭和を再現する演出なのでは」と一種の話題作りの可能性を疑う声もある。
このアプリを開発したのはNOA.TEC(東京都新宿区)。同社は漫画原作のゲームアプリを手掛けるアプリ開発会社で、過去作でも問題を起こしている。
同社は21年4月に漫画「FAIRY TAIL」を原作とするスマホゲーム「FAIRY TAIL ギルドマスターズ」をリリースしたが、ユーザーがゲームのテスト環境に接続できてしまうバグが発生。内容についても、ファンとみられるユーザーから「FAIRY TAILのファンだがつまらなすぎた」などの感想が寄せられた。
FAIRY TAIL原作者の真島ヒロさんは同ゲームについて「全く監修しなかった僕にも責任はありますね。楽しみにしていたファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメントしていた。
「カイジ -闇の黙示録-」公式Webサイトのコピーライト表示には賭博黙示録カイジ原作者の福本伸行さんと、作家エージェント事業を手掛けるハイストーン(東京都港区)のみが表示されており、講談社やアニメ関係者などは記載されていない。
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