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断絶危機の純ガソリンスポーツカーにして人生最後のクルマ「GT-R nismo Special Edition」、ついに納車されました西川善司の「日産GT-Rとのシン・生活」(5/5 ページ)

2022年と2026年は多くの純ガソリンエンジン搭載スポーツカーが生産終了に追い込まれる。その理由を説明しよう。

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ついに納車(動画あり)

 11月以降、日産のGT-RのWebサイトには「新規の商談並びに、ご注文の受付を停止させていただいております」の告知が掲載されるようになってしまった。これをきっかけに、GT-Rの中古市場は高騰。特に2017年モデル以降の高年式の相場はかなり上がった印象だ。また、有名中古車情報サイトでは、GT-R nismoの中古価格表記が「ASK」(要問い合わせ)となってしまった。

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特別仕様車ではない、カタログモデルのGT-R基準車についても2022年内生産分が完売してしまった。コロナ禍に端を発した騒動が落ち着けば、生産枠の回復が期待できるかもしれない。購入希望者は継続的にディーラー担当者と連絡を取るのがよいだろう

 振り返れば、GT-R nismo Special Editionが最も平穏に購入できたということになる。

 こうした、一部の人気スポーツ車種を巡る“狂想曲”は、今後2026年まで、幾度か起こる可能性を否定できない。2026年までにスポーツ車種の“新車”購入を考えている人は、決断と行動を早くすべきかもしれない。中古車についても相場変動を注視していく必要があると思う。

納車の様子
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無事に納車された筆者のGT-R nismo Special Edition

 次回は、筆者が「GT-R Special Editionをどうやって購入したか」という話をお届けする

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